ニューヨークの年明けと言えばタイムズスクエアのカウントダウンが有名ですが、今年2021年はコロナ禍の影響で厳しい規制があり、一般の市民や訪問客は入場することもなく、例年と比べて静かな新年の始まりとなりました。
ニューヨーク州の感染安全対策により様々なニューイヤーイベントもキャンセルされ、いつもよりかなり地味なカウントダウンをテレビで見ながらいつの間にか新年を迎えていました。
近所でも花火は上がっていましたが、毎年1日の12時を迎えると聞こえる近所の騒音(笑)やものすごいボリュームの音楽も今回はなく、何だか山奥にでもいるような不思議な感じでした。
アメリカには日本のような年末年始の特別休暇もなく、1日の休日以外は通常通りの暦になっていて、街のイルミネーションは大体去年から1月3日辺りまではクリスマスホリデーのような感じになっています。
クリスマスが終わるとセールが始まり、ショッピングモールは賑わいを見せています。
Brookfield Place
ニューヨークのハイエンドなショッピングモールと言えばワールドトレードセンターにある、Brookfield Placeで、ルイヴィトン、グッチ、トリーバーチ等誰でも知っているブランドが並んでいます。ここでは1月3日までホリデーライトをモール内で楽しむ事が出来、またワールドトレードセンターの駅に直結しているので寒さを気にする事無く過ごすことが出来ますので、おすすめです。
モールのエントランス。まだまだホリデー気分のライトがきれいに輝いています。
中に進んでいくと、ホリデーライトのイルミネーションがブルー一色に照らしています。
モール内は吹き抜けでガラスの窓からの光が明るく、開放的な雰囲気です。
大理石の階段の天井は美しいラタンとなっています。
2階はHUDSON EATというフードコートと繋がっていますが、現在コロナ禍の影響もあり、一時的にクローズしているお店も多かったです。その中でもオープン当時から変わらず人気なのがカップケーキのお店、SPRINKLES。
Brookfield Placeの情報
Oculus at World Trade Center
Oculus(オキュラス)もワールドトレードセンターにある、駅構内のホールにある、ショッピングモールですが、こちらはBrookfield Placeと比較するとカジュアルブランドが多く、ケイトスペード、コールハーン、バナナリパブリック等、ディオール(コスメ)、アップルストア等の数多くのショップが入っています。
こちらも今週はホリデーイルミネーションが綺麗に全体を彩っています。
Oculusは各地下鉄やNJ州への電車、ジャージートランジット、外に出ると911メモリアルパーク、ワンワールド展望台も目の前にあります。
こちらも吹き抜けのビルになっていて、フロアも柱もすべて真っ白なので、イルミネーションライトの色がとても映えて、思わず立ち止まって見てしまいます。
Oculus を外から見るとこのような建築になっています。スペインの建築家による作品で、鳩が空を飛ぶ姿を表現しているとの事です。
Oculusの情報は
周りはワールドトレードセンターのビル群、目の前は911メモリアルパーク、博物館があります。
メモリアルパークは年末年始も訪れる人が後を絶ちません。
静かな年始を迎えたニューヨークですが、コロナワクチンの接種も続々と始まっており、一歩一歩前に進んでいるようです。以前の様な人で溢れる街に戻るにはまだ時間がかかりそうですが、まだその魅力は廃れることはありませんので、安全な状況でお越し頂けるまで、皆様にはお元気にお過ごしください。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。