ニューヨークで良く食べる魚、ティラピア at COSTCO

グロッサリー ショッピング

ティラピアはここニューヨークでは良く食べられている魚の一種で、ローカルレストランの魚メニューにも焼いたりフライと良く見かけますし、人気があります。

特にニューヨークだとアメリカンのレストランで広く調理されていて、カジュアルな魚料理のイメージです。

日本名はイズミダイ、カワスズメと呼ばれているようですが、日本で養殖されているティラピアとは別種のようです。

ティラピアは川魚なので、鯛の種類ではありませんが、味が似ているのでイズミダイと日本語に訳される事も多いようです。オメガ3脂肪酸やプロテインが豊富な魚で、健康にも良いとの事です。

最近はニューヨークのスーパーや、魚屋でもティラピアを含めて販売されている魚の種類が増えてきたような気がします。気温もすっかり寒くなって、家まで持ち帰っても魚が痛むこともなくなってきたので、COSTCO(コスコ、コストコ)でティラピアを買って料理してみました。

COSTCOでのティラピア

現在COSTCOではカニやサーモンが鮮魚コーナーの大部分を占めて販売されていますが、最近、タラ、スズキ、ティラピア、ハドック、カレイ、アンコウ、レッドスナッパー等も陳列されてきました。

ほとんどの魚がすでに切り身になっていて、皮も骨も取り除かれています。

ティラピアは冷蔵庫で4日ほど、冷凍庫で4か月ほど保存できるようです。WEBSITE等ではティラピアは臭うとか、クセがあるとか書いてあるサイトもあるのですが、新鮮なティラピアは臭いがなく、色も瑞々しいので、良く見てから選んだ方が良さそうです。

選んではいけないのは、濁った色の魚、魚から液体が流れている、弾力がないものです。

コスコだと冷凍された魚(サーモンやタラ)等が主に販売されていて、そのクオリティーは高く重宝されていますが、今回は生魚を買ってみることにします。

ついついカニに目移りしてしまいます。日本に比べるとリーズナブルだと思います。

今回は大きめのスライスが4枚入って13.77ドルのこちらを買ってみました。1枚が特大ホッケくらいの大きさがあり、4枚で約1.2キロ程の重さになります。

ティラピアのソテー レシピ

今回初めてティラピアを調理しましたが、オンラインレシピ等を見てみると、沢山の方が匂いを消すためにお酒をかけて暫く冷蔵庫にいれてから調理しているようでした。今回買ったティラピアは特に変な匂いもしなかったのですが、初めて作るので念のため同じようにしたつもりだったのですが、浸す量が多かったのか、時間が長すぎたのですが、プライパンでソテーしていて、ひっくり返したら簡単に崩れてしまい、またとても肉厚だったので、火が通るまでに時間がかかり、最後は蓋をして熱が行き渡るようにしたので、酒蒸しみたいになってしまいました。。。

作り方は、お酒を浸して30分。水分をキッチンペーパーでふき取ってから塩コショウ。小麦粉を両面はたいて、フライパンにバターを敷き、ティラピアの両面がカラリとなるまで焼く。

醤油を少したらして完了。残ったバターと醤油で付け合わせのエリンギを絡めて炒める。

ティラピアは焼く前は弾力があって、少々固い感触でしたが、フライパンでソテーするととても柔らかくなって、ひっくり返すときに崩れてしまったので見た目は失敗。。。味は確かに鯛に似ている気がしました。淡白な味ですが、ふわふわと柔らかい食感でとても美味しかったです。

ティラピアは焼くと柔らかくなって、崩れてしまってビジュアルが失敗。味は美味しかったです。

ティラピアの炊き込みご飯 レシピ

鯛に味が似ているのもあって、炊き込みご飯を作ってみたところ、なかなか美味しくできました。

まずティラピアを食べやすい大きさに切って、フライパンでちょっと焦げ目がつくまで両面を焼きます。今回はご飯2合、醤油大さじ1.5、みりん、酒各大さじ1,だし少々を入れて2合の水量に合わせて、焼いた魚を載せて一緒に炊く。ご飯が炊けたら、切り刻んで10分水に浸したショウガを載せて完了。 ティラピアは和風でもいけます。

ティラピアのトマトソース煮 レシピ

前回のソテーでひっくり返した際に崩れてしまったので、今回はお酒に浸すのはやめて、塩を両面に振って5分程待ち、キッチンペッパーで水分をふき取ってから、コショウを振り、小麦粉を両面に振ってフライパンに、オリーブオイルを敷き、こんがりとするまで焼きます。

焼きあがったら魚はいったん取り出します。

フライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎとスクワッシュ、ニンニクを刻んで炒め、柔らかくなって色が変わったらトマトソースを入れて一緒に煮ます。水分がなくなってきたら料理酒を入れて調整。

魚をフライパンに戻してから一緒に5分程煮て完了。

見た目はレストランで出されるようにはいきませんでしたが、味は美味しかったです。肉厚なので外側がカリッとして、中はジューシー、トマトソースに良く合って美味しくできました。

ティラピアはレストランで良く食べていたので馴染みがあったものの、自分で調理したことがなかったので、今回チャレンジしてみましたが、言われているほど匂いがなく、食感もふわふわしていて食べやすく、実際に鯛にも味が少し似ていて美味しかったです。

和風にも洋風にもどんな料理にも合うので、お薦めです。

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